【大前提】絶対音感がないと耳コピできないの?【才能の壁】

 

 

いきなりですがあなたは耳コピ

絶対音感が必要だと思っていますか?

 

答えは「ノー」です。

 

それなのに、

耳コピには絶対音感のような

 才能がないとできるようにならない!」

と思っている人が意外とたくさんいて驚きです。

 

絶対音感って何?」という人のために

 絶対音感とは、

「聞くだけで音の高さがわかる能力」のことで、

 

・通常4~7歳の教育である程度身につく

・先天的な素質によって左右される

と言われています。

 

 

絶対音感が分かりやすく紹介されている動画

www.youtube.com

 

(※絶対音感にも個人差があります※

例えば、私の友人はドレミどころか

1ヘルツ単位で音の高さを把握できる

絶対音感の持ち主で、調律師を仕事にしています。)

 

 

モーツァルトなどの有名な音楽家たちに加え、

・まらしぃさん

・事務員Gさん

・よみぃさん

 

など、人気の耳コピ演奏者の皆さんも

絶対音感を持っていると言われています。

 

 

 

耳コピをしよう!」と初めてピアノに

向かった時のことを思い出してみましょう。

ピアノには88個鍵盤がついています。

 

88個の中から1個の正解を探すの!?ムリでしょ!!」

とメロディーを探すことさえ

途方もない作業に感じてしまいますよね。

 

 

耳コピに少し慣れてきてメロディーが分かるようになった時、

 

今度は

・特定の楽器の音が聞き取りにくい!

 (バイオリンの音が分かりにくい!など)

・低音が聞き取りにくい!

・この部分が速すぎて聞き取れない!

・和音になるとどの音がなっているのかわからない!

 

など様々な壁にぶつかります。

 

 

こんな時

「自分に絶対音感があったらなぁ…」

耳コピ絶対音感がないと無理なのかな…」

という気持ちになったことが

あなたも一度はあるのではないでしょうか。

 

しかし結論から話すと、

耳コピには絶対音感は必要ありません。

 

耳コピに必要なのは

相対音感」と呼ばれる力です。

 

 

これは、

1、2つの音を鳴らしたとき、どちらの音が高いか判断する力

2、基準となる音を聞かされた後、

  別の音を聞いた時に、その音の高さを判別できる力

 

と言われています。

 

 

絶対音感1つの音を聞くだけでどの音かがわかる力です。

 

それに対して相対音感は、複数の音を聞いて

1個目の音は2個目の音とどのくらい離れているか?」を考え、

「この音はこのくらい離れているからドとソ!」と推測する力ということです。

 

この力は大人になってからでも鍛えることができます。

 

この音感を鍛えるためにいくつか

「音楽のルール」を覚える必要があり、

次の記事から紹介したいと思います。

 

結論:

耳コピ絶対音感がなくても、練習すれば絶対できるようになる」